

株式会社友桝飲料

株式会社友桝飲料

株式会社友桝飲料

有限会社ウィロー代表

「果実サイダー」は伊藤さんが入社された時にはすでにあった商品だとは思いますが、第一印象はどうでしたか?
感動しました。色に頼らず香り一本で勝負して…ま、あのパッケージの力もありますが(笑)。今はもうないですが、パッションフルーツやトマトも面白かったし、おいしかったんですけどねー。
おいしかったよね、トマト。発売当初はネットもSNSもまだまだ普及してはいなかったけど、その分、バイヤーさん達が「おもしろい」と見つけてくれて。ドリアンは売上数自体はシリーズの中でも多くはないですが、メディアでの露出が非常に多く、トモマスという会社の名前を広く知らしめるきっかけになったと思います。結果として、「小さくても尖った個性」がトモマスに求められている価値であることを証明してくれたサイダーになったんじゃないですかね。
最近では、果実サイダーシリーズの種類を増やすのではなく、アイスへの展開をされていますが。
果実サイダーと凍らせる果実アイス(スイカ・マスクメロン・マンゴー・白桃)は、ちょっと考え方が違うんですよね。凍らせるシリーズは、香りだけでなく“食感”が加わるのが面白いところ。ターゲットも中高生くらいで、子どもが食べてるのを見て大人が「俺も~」ってなるようなイメージ(笑)。本物らしさより、もっと理想的でファンシーな世界観。みんなで楽しめて、思い出になるようなものを目指しています。
楽しみですね!ドリアンの次にサイダーにしたい果実ってありますか?
今は、大手メーカーもあらゆる果実の飲料を始めているから、ありふれた果実を別の角度で広げていく、そんなことを意識しないと次の果実はなかなか難しいかもしれないですね。
そうね、難しいよね。以前、社内から「大手で売れている定番の味『ぶどう』と『みかん』なら確実に売れます!」と声が上がり出したけど…売れなかった。売れているもの(現在)を知っている人(情報をもっている人)が、これから売れるかもしれないもの(未来)を知っているわけではないんだよね。
マーケットから推測される意見が重視されがちですが、そもそもトモマスが求められている部分はそこではないと?
そう。果実サイダーは「こどもびいる」とは違う商品だけど、考え方は延長線上にあって。「どう売るか」じゃなく「ワクワクできるか」が大事。当時は企画の僕らと経営者として全体をコントロールする社長、小さなチームだったからできたけど。今は規模も大きくなって、そのバランスをどう保つのか…その辺、商品企画課のみんなに聞きたいところかな。




海外のインスタグラマー
による紹介動画
というわけで、ここからは商品企画課の廣重さんと渕上さんにもご参加いただき、「ドリアンサイダー」の次はあるのか?果実シリーズの今後の展開についてお話を伺いました。
営業企画ではなく商品企画、ということですが、実際には通常の企画部とどう違うのでしょうか。
流行や目先の売上も大事ですが、創造性豊かな飲み物文化を市場に提供したいと考え、トモマスらしさを追求することも商品企画の仕事です。販売数のみではなく、商品の世界観や手に取ってくださる方に喜んでいただけるかといったことを考えて商品を企画しています。
商品企画としては、数字ではなく、どの時点で成功だと判断しているんですか?
もちろん数字的な成功にもこだわりますが、商品ごとに合格ラインは変えています。この商品なら、このくらいだとOKだというそれぞれの判断基準を設けているんです。そうすることで、どの商品も闇雲に全て大ヒットさせなくてはいけないというのではなく、世界観を重視してトモマスらしい商品づくりができるんです。
その「トモマスらしさ」というのは、何だとお考えですか?
それはやっぱり「他と同じものじゃ面白くない」という点じゃないでしょうか。トモマスのDNAのようなものですね。
今回は「果実サイダー」を取り上げているのですが、果実サイダーはトモマスにとって、どんな存在ですか?
15年以上もロングヒットを続けていますからね、とても信頼しています。弊社が自信を持ってお届けする看板商品の一つです。商品展開数も最も多い。それだけ信頼されているブランドだといえます。
確かに「果実サイダー」はお隣の中国や韓国だけでなく、インドネシアなどの東南アジア、アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ、さらにはアフリカの方々まで、世界各地の人々によって紹介されていますね。チェックされていますか?
私も時々広報から面白い動画があるよーと教えてもらうこともあります。SNS以外にも旅先でふと果実サイダーに出会ったりすると、やっぱり嬉しいですね。
今、能古島でコンビニをしているんだけど、そこでもドリアンサイダーを売っていて、若い人たちが面白がって買っていくよ。SNSでもドリアンサイダーを飲んでビックリして良いリアクション撮ってくれる人もいるし、逆にドリアンに慣れ親しんでいる地域では、普通に飲んで「おいしい!」というリアクションがあったり、面白いね。



次の計画はあるんですか?話せる範囲で教えてください。
3月に新商品として、果実シリーズのパウチタイプが登場します。まず最初にスイカ、白桃が発売予定です。冷やしてゼリー、凍らせてアイスの2通りの食べ方を楽しむことができます。あとはドリアンのアイスを開発中です。サクッとした感じやシャリッとした感じも出せますが、今はドリアンらしい、ねっとりとした食感を再現したくて試行錯誤中です。
ドリアンに変わる新しい果実への挑戦は考えていますか?
キウイやライチなどはトライしてみたいですが…消費者がイメージする香りと、実際の商品の香りをどのようにリンクさせるかが難しそうだなと。果実サイダーが発売されてから15年以上経つので、当然、“何が面白いのか”という感覚も時代と共に変わってきていると思うんです。大手メーカーもいろいろな果実の飲料を商品化していて、15年前は珍しかったけど今だと普通だよね、みたいな果実もあるんじゃないかと。だからこそ、私たちは今、面白いと感じることができる“令和版の果実サイダー”とは何かを考え続けないといけないなと感じています。

取材撮影のあと、開発室にメンバーが集まり、いつの間にか“ドリアンアイス”の試食会が始まっていました。次のサプライズに向けた準備は、着実に進んでいるようです。今後に乞うご期待です。




「販売終了になった子たちも、
いつかまた復刻したい」
まるで商品を子どものように語る
廣重さんの言葉が印象的でした。
倉庫に眠る瓶、出番を終えた商品、
忘れそうな小さな思い出
そのひとつひとつに向けられる
優しいまなざしが、
誰かを驚かせ、ハッピーにする、
トモマスのサイダーへと変わる。
小さくても尖った個性を。
その想いは受け継がれ、
まだ見ぬ“令和版”果実サイダーへと
つながっていきます。


15年以上のロングヒットを続けている「果実サイダー」。 コロンとしたボトルと元気なデザインが目印です。 その愛らしい果実のラベルをはがすとー 全商品、中身は、「無色透明」です。 そこにスタッフ達のとある想いがありました…

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