昨年火山活動で多くの犠牲者をだし、自然の驚異を一躍全国
に知らせることになったこの山は、九州人にはあまり馴染み
は無かったものの、その峻厳な姿や美しさから、かなり昔から
人々の信仰の対象になってきたらしい。
ほんとに些細な気まぐれから、どういう訳かたびたび訪れる
ようになり、気付けばいよいよ来月からこの地で新たな一歩
(木曽開田工場の運用)を踏み出すことになってしまった
この偶然…
吉と出るか、凶と出るかはひとまずおいて、とても気持ちいい
景色の中の御嶽を見ていると、なんとなく自然と感謝の気持ち
なんかも湧いてきて、御嶽のありがたさなんかが分かったよう
な、分からないような…
…実を言うと、そういうこととは全く無関係に遊びで撮られて、
LINEで送られてきたこの写真。

ふっと頭に浮かんだ乃木将軍の漢詩の一節
「金州城外立斜陽:きんしゅうじょうがいしゃようにたつ」
を参考に
「信州開田望御嶽:しんしゅうかいだおんたけをのぞむ」
漢詩としての文法の適不適は分かりませんが…
平成27年6月1日 新たな一歩を踏み出すにあたり。