唐突ではあるものの…「クラーク博士」札幌農学校(現北海道大学)初代教頭。
最近、、、ほんとに偶然のひょんなことからいろんないい話を聞く機会が増えた
気がする。というより間違いなく増えている。
自分からほとんど行動することのないのがある意味欠点だとは知ってはいる
ものの…逆にそういう性格だからこそ、普段の情報が少ないからこそ、、
その機会に恵まれたときの感度が違っているのかなんていい風にも思えてくる。
つい先日は佐賀にあの「稲盛和夫」さんが講演で来るって知って、無謀にも
チケットも持たず飛び込みで…ほんとに運よく初めて稲盛さんの生の声を聴く
ことができました。

講演中は写真取れそうになかったので写真は最後の退席された後です。
道を究められた達人ですね。
さて、本題は「少年よ大志を抱け」のクラーク博士の言葉です。稲盛さんの
講演とは何の関係もありませんが、、この名言(おそらくこの言葉はみんな
何かしらの機会で聞いたことがあるはずですが)に続きがあるということを
つい先日知りました。
いろんな意味で衝撃でした。フレーズとしては「少年よ大志を抱け」のほう
がインパクトも覚えやすい点でもいいことなんだろうけども(もちろんこの
フレーズだけでも言葉としての力や人を感化する力があるのは認めるけれど)
、、、どうしてここだけが独り歩きしてしまったのか??
なんでちゃんとその後をいろんな機会で聞くことができなかったのか?
誰かの意図でそうなったのか?
その後には大したウエイトが置かれていないのか?
もしそうであるのなら結構根の深い部分での問題のようにも思われるし…
そもそも世に聞こえたあの名言は博士が伝えたかった本質ではない前振りの
フレーズとして使われていることにしかならないんだろうけれど…
なんてそんなことに非常に違和感を覚えながら、、、せっかくならその後の
言葉をこそ特に子供たちには聞いておいてほしいななんて…ということで
<英文>
Boys,be ambitious. Be ambitious not for money or selfish aggrandizement,
not for that evanescent things which men call fame.
Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.
<和訳>
青年よ大望を持て。
金銭や利己的誇負の為ならず。
世の人々の名誉と称するその実虚しき事の為ならず。
人として当にしかあるべきあらゆる事を達成せんとする大望を持つべしと。