最近のニュース…と言えるかはかなり微妙ではあるけれど…でどういうわけかずっと
心の片隅に残っていることがひとつある。
普段の生活の中でごく当たり前になったヤフーのトップページのトピックスに
「ブライアンズタイム死去」っていう記事が掲載されていた。
かの有名な(競馬に興味がある人という条件付ではあるものの)「サンデーサイレンス」
とか「ナリタブライアン」の死亡のニュースのときはああそうなんだってくらいの感覚
だったものが、どういうわけかこのニュースを目にしたとき、それまでの感情と少し違う
何か大事な特別な感覚におそわれた。それが何か明確に分からないまま…
…でつい先日ようやくその「何か」らしいことに気が付いた。
ブライアンズタイムという大種牡馬には「マヤノトップガン」という有名な産駒がいて、
その主戦騎手に「田原成貴」という騎手がいた。
学生時代、遊び程度にやっていた競馬の中でどういうわけかこのコンビが好きだった。
いわゆるみんな知ってる王道の「武豊とか岡部幸雄」ではなく、少し異色のなんか素人から
見ててあぶなっかしい雰囲気のある、詳しいことは分からないけれども、譲れない独自の
哲学とか競馬理論があるであろう「田原成貴」という騎手なんかにどうも興味があったらしい。
その当時、何で田原なのか、、自分自身よくは分かっていなかったんだろうけれど、
世の中に「正と奇」があるとして、生まれつき、心情的にに奇を好んできたんだろう…
と思われる。
そんなことを考えながら、ふいに今の自分が経営している会社のあり方なんかを思うとき、、
「田原成貴」と「マヤノトップガン」の関係が、自分と会社の関係性となんか類似している
ような気にもなる。
「人馬一体」そんな言葉を思い出す。