家族旅行で滞在した厳島(別名「宮島」…もちろんこっちのほうが超有名ですが。。)
呼び名だけでなんとなく荘厳な感じすらしてしまうその島を歩いてみた。
異常に細い小道ばかりのこの町には昔ながらの風情も残り、何といっても水中の大鳥居と
社殿が絶妙にマッチしたその景観が見どころ。

とはいうものの、個人的にどうしても気になる日本三大奇襲戦の「厳島の戦い」の舞台でも
あり、、1555年毛利元就の3千に対し、陶晴賢2万が激突したとされる場所。仮にこの説が本当
として、
・本当にこんな狭い場所に、2万の軍勢が上陸したの?
・何のためにこの島のこんな小さな城を攻める必要があるの?
・本当は両軍もっと少なかったんじゃない?
・しかし素人の自分が見ても感じる意味のない城攻めに、名将の名高い陶晴賢を引きづり
込んでる毛利元就の作戦立案能力って。。
・ひょっとして陶晴賢も分かっててあえてひっかかってやったのか。
・たまたまの嵐があり、毛利の3兄弟に村上水軍。。。
・勝つべくして勝った戦いのようでもあり、やった本人も二度とはできない曲芸のような
戦いのようでもあり、ただただ天祐のようでもあり。。
厳島を歩いてみて初めて感じる上の疑問や思わぬ気づき。教科書に書いてたらああそうなんだって
ことが、実際現場に立って見ると知識として知っている出来事にもどうもいろんな不思議があるらしい。

そんなことを思いながら、世界遺産の街並みを誰ともすれ違わずに歩く朝の散策。。
またいつの日か。